「サービスを越える瞬間」

リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
画像「サービスを越える瞬間」  2007年4月
かんき出版
高野登(ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社長)
\1,500
 
 リッツというホテルの名前は、聞いたことはあった。ただ、その程度だった。まあ、自分にはあまり関係がない、高級なホテルぐらいにしか思っていなかった。
 
 それが急に、このホテルのサービスについて知りたくなった。きっかけは、レストラン・カシータのオーナー高橋滋氏のことを知り、そのインタビューの中でリッツのサービスについて話されていたからだ。
 
 まだ泊まったことがないホテルだが、この本を読むことで、どうしても泊まりたいという衝動に駆られるようになった。
 高い感性を持った従業員の、チームワークで作られるリッツ・カールトン・ミスティーク。その神秘性に触れ、ホスピタリティとはこういうものなのかという感動を味わいたい。純粋にそう思った。
 
 リッツの精神とは何か、ホスピタリティはどのようにして生み出されるのか、様々な実例がそれを明らかにしてくれる。
 サービスを提供する側の人はもちろん、サービスとは無縁という人にも、読む価値がある本だと思う。なぜなら、サービスのノウハウを教えてくれる本ではなく、人を喜ばせること、感動させることとはどういうことなのかを教えてくれる本だからだ。

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