「日本はこれから良くなる」

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「日本はこれから良くなる」    1998年10月
徳間書店
渡部昇一・船井幸雄・増田俊男
\1,500


 マスコミは連日のように「先の見えない不景気」と騒ぎ立て、「世界同時不況」が始まったのではないかと危惧している。書店に並ぶ本も、そんな近未来を描いたものが多い。
 その中にあって、「日本はこれから良くなる」と高らかに宣言した本書は、否が応でも目に付いた。これは、頑張れというエールなのだろうか?そう思いながら手にすると、そうでないことがはっきりした。日本は本当は少しも悪い状態じゃないし、むしろ、混迷する世界を救う救世主になり得る条件のある国なのだということを、言おうとしているのだ。

 客観的に、国の経済力を示す数字を比べてみれば、それは明らかだった。好況といわれるアメリカが、危ういどころか、既に破綻していることも良くわかる。そして、増田氏の言う資本の意思によれば、日本ほど資本にとって好条件の国はなく、いずれアメリカに向かっていた資本が日本に押し寄せてくるというのだ。その兆候は、まず10月からの円高に現れるという。

 マスコミによって散々不安心理を煽り立てられているだけに、このような明るい情報は嬉しくなる。しかも、単に希望的観測で言っているわけではなく、事実に基づいているところがいい。

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